遺言がない場合、残された財産はどうやって分けるのですか?
A.遺言がない場合は、相続人が遺産の分け方を協議します。協議が整えば、その内容で遺産を分けることになります。 協議がまとまらない場合は、裁判所に遺産分割調停を申し立て、調停手続において遺産を分割します。調停でも解決しない…
自筆の遺言と公正証書の遺言の違いって何?効力に差があったりするの?
A.自筆の遺言は、遺言者自身が手書きで作成しますが、公正証書遺言は、遺言者本人が遺言の内容を口頭で告げ、公証人が遺言者の真意であることを確認した上、これを文章にまとめて作成します。 遺言の効力そのものには違いはありません…
“家の名義変更を妻へ変更するためには、どのような手続きがあるの?
A.相続人が妻だけの場合は、戸籍謄本などで唯一の相続人であることを示し、法務局で相続登記をすること名義移転は完了します。相続人が妻以外にも存在する場合は、遺産分割協議により、妻が家を単独で取得することを相続人全員で合意し…
特別縁故者とは何ですか。
A.特別縁故者とは、相続人がいない場合に、被相続人と特別な関係にあり遺産の全額または一部を受け取ることができる人のことをいいます。 被相続人と生計を同じくしていた者、被相続人の療養看護に努めた者、その他被相続人と特別の縁…
代襲相続とは何ですか。
A.本来相続人となる人が被相続人より先に亡くなっているときに、その子など次世代の者が代わって相続する制度があり、これを代襲相続といいます。 ①被相続人、その子、孫がいる場合、子が被相続人よりも先に亡くなっていると、孫が代…
相続人に未成年者がいる場合はどうなるの?
A.未成年者が相続人の場合は、親権者などの法定代理人が本人に代わって遺産分割を行います。 すがの総合法律事務所では、相続のお悩みをお持ちの方へ、初回相談を無料で行っております。 「遺産分割の話し合いがまとま…
投資信託は遺産分割の対象となりますか。
A.投資信託が遺産分割の対象になるかどうかは、従来は考え方が分かれていましたが、最高裁判決(平成26年2月25日)により、遺産分割の対象になることが明確になりました。 すがの総合法律事務所では、相続のお悩みをお持ちの方へ…
特別受益財産の評価額はどの時点のものですか?
A.特別受益がある場合は、相続開始時の遺産額に、生前贈与の金額を加算して、「みなし相続財産」を算定して、各相続人の相続分を計算します。 そこで、特別受益の額をどのように評価するかが問題になります。特別受益の額は、「相続開…
遺言がない場合、残された財産はどうやって分けるのですか?
A.遺言がない場合は、相続人が遺産の分け方を協議します。協議が整えば、その内容で遺産を分けることになります。 協議がまとまらない場合は、裁判所に遺産分割調停を申し立て、調停手続において遺産を分割します。調停でも解決しない…
相続放棄しても生命保険金を受け取ることはできますか?
A.生命保険の契約者と被保険者が同一人の場合、受け取る死亡保険金は死亡した人の財産ではなく、保険金受取人の固有の財産となります。 ですから、相続を放棄しても死亡保険金は受け取ることができます。例えば、契約者・被保険者が夫…