相続した共有不動産の「相続登記申請書」についての注意点は 何ですか?
A.相続した対象が共有不動産の共有持分の場合は、登記の目的は「亡A持分全部移転」のように、持分の移転の記載となることに注意が必要です。 相続登記申請書というのは、不動産の名義人が死亡したとき、不動産の相続登記に必要な申請…
共有不動産を相続したのですが、売却する場合の注意点は何ですか?
A.共有不動産を売却するには、共有者全員が合意して、不動産全部を売却することが必要になってきますので、売買条件などを共有者全員で納得できるように話し合いをするようにしましょう。 法律上は、共有不動産全部ではなくて自分が持…
遺産分割協議が終わった後に遺言書が見つかったらどうすれば良いですか?
A.遺言が見つかったことを相続人全員に知らせる必要があります。自筆証書遺言については、検認の申立てをすることで相続人全員が遺言書の存在を知ることになります。 遺言書を勝手に破棄してしまうと相続する資格を失いかねませんので…
共有不動産の片方の共有名義人が死亡したのですが、相続はどうなりますか。
A.死亡した共有名義人に相続人がいる場合は、通常の単独名義の不動産と同様に、その不動産の持分権が相続の対象になります。 まずは、その持分権を誰が取得するのかを遺産分割協議で決めることになります。 取得する人が決まったら、…
相続した土地について売却したいのですが、どのような手続きになりますか。
A.相続人が一人だけの場合、相続登記をして自分の名義に変更するだけで、売却することができます。相続人が複数人いる場合は、まず遺産分割協議をして、誰が土地を取得するのかを決める必要があります。 協議が整ったら、遺産分割協議…
遺言がない場合、残された財産はどうやって分けるのですか?
A.遺言がない場合は、相続人が遺産の分け方を協議します。協議が整えば、その内容で遺産を分けることになります。 協議がまとまらない場合は、裁判所に遺産分割調停を申し立て、調停手続において遺産を分割します。調停でも解決しない…
自筆の遺言と公正証書の遺言の違いって何?効力に差があったりするの?
A.自筆の遺言は、遺言者自身が手書きで作成しますが、公正証書遺言は、遺言者本人が遺言の内容を口頭で告げ、公証人が遺言者の真意であることを確認した上、これを文章にまとめて作成します。 遺言の効力そのものには違いはありません…
“家の名義変更を妻へ変更するためには、どのような手続きがあるの?
A.相続人が妻だけの場合は、戸籍謄本などで唯一の相続人であることを示し、法務局で相続登記をすること名義移転は完了します。相続人が妻以外にも存在する場合は、遺産分割協議により、妻が家を単独で取得することを相続人全員で合意し…
特別縁故者とは何ですか。
A.特別縁故者とは、相続人がいない場合に、被相続人と特別な関係にあり遺産の全額または一部を受け取ることができる人のことをいいます。 被相続人と生計を同じくしていた者、被相続人の療養看護に努めた者、その他被相続人と特別の縁…
代襲相続とは何ですか。
A.本来相続人となる人が被相続人より先に亡くなっているときに、その子など次世代の者が代わって相続する制度があり、これを代襲相続といいます。 ①被相続人、その子、孫がいる場合、子が被相続人よりも先に亡くなっていると、孫が代…