相手方の寄与分を減額し、遺産分割調停で解決した事例

依頼者情報

被相続人:  父親

依頼者:   被相続人の息子(長男)

相手方:   被相続人の息子(次男)

争点別:   遺産分割

遺産額:   1185万円

遺産の種類: 預金

相続人の関係:兄弟

解決期間:  14か月

 

9.事案の内容

相手方が父親(被相続人)の面倒を見ており、相手方から「遺産全体の25%を依頼者に渡す」という形の遺産分割が提案され、依頼者はこれに納得できず相談にいらっしゃいました。

 

10.当事務所の活動内容

相手方が交渉に応じなかったため、調停へ持ち込みました。

調停の前に銀行3行に調査をかけて、生前の引き落としの履歴を取得し、その資料も調停開始時に提出を致しました。

もともと相手方が出してきた遺産は銀行2行の口座のみだったので、相手方が意図的に1行の銀行口座を隠して提示していなかったことが明らかになりました。

 

また、相手方と被相続人は隣同士に住んでおり、相手方は被相続人の面倒を見ていたことから寄与分の主張をして寄与分の調停を起こしてきました。

相手方の主張としては、最終的に485万円の寄与分を求めており、残りを遺産分割として折半したいという内容でした。

当事務所の活動としては、相手方の寄与分の主張を減らすために、主に以下についての主張を行いました

・被相続人は要介護1の期間が長く、その期間も寄与分の主張対象に入っていたためその期間は対象外であることを主張

・相手方の介護期間の時給を介護福祉士の給与単価ベースで計算されていたので、それは当てはまらない旨を主張

 

 

11.結果

上記の主張を行い、寄与分を減額し残りを兄弟で分かる形で合意することができました。

 

12.事件処理のポイント

本件では、銀行の預金調査をして相手方が隠していた口座を明らかにしたこと、相手が意図的に遺産を隠蔽していたこと、そして寄与分の過度な主張に対してしっかりと減額の主張を行うことが重要でした。

 

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