複数の遺言が見つかりました。それぞれの遺言の効力はどうなりますか。
A.まず、遺言書の日付に注目してください。 遺言の効力は後に作成されたもの、つまり日付が一番新しい遺言の内容に従うことになります。ただし、以前に作成された遺言も、最新の遺言と矛盾していないのであれば有効です。 すがの総合…
遺言書が出てきたら、まずどうするべきですか?
A.ご自宅で遺言書が見つかった場合は、封がされていたとしても、開封しないでください。開封しないまま、その遺言書を家庭裁判所で「検認」の手続きをします。 この手続きは、家庭裁判所では相続人の立会いのもと遺言書が開封され、遺…
Q. 夫婦に子どもがいない場合に遺言は必要?
A.お子さんがいない場合、相続人は配偶者と自分の親になります。自分の親がなくなっている場合は、兄弟姉妹が相続人になります。 相続の無料相談実施中! すがの総合法律事務所では、相続のお悩みをお持ちの方へ、初回…
Q.遺言はいつ用意すれば良いですか?
A.遺言は、思い立ったらすぐに作ることをお勧めします。 先延ばしにしていると、不慮の事故や病気で遺言を残さないままお亡くなりになる可能性があります。また、高齢化社会では認知症になり遺言を作成できなくなるリスクがあります。…
Q.遺言は、訂正や取消し(撤回)ができますか?
A.遺言は、一度作ってもいつでも撤回可能です。 ①自分で書いた遺言(自筆証書遺言)の場合 手元にある遺言書を廃棄すれば撤回になります。自筆証書遺言を法務局にて保管している場合は、法務局に保管申請の撤回書を提出し、遺言書の…
Q.遺言に有効期限はありますか?
A.遺言に有効期限はありません。古い遺言であっても有効です。 しかし、あまりにも古い遺言には問題が起きる可能性があります。たとえば、財産を相続させる人が遺言者よりも先に亡くなった、遺言書に記載した不動産をその後売却した、…